今年の酒造り
福島県・夢心酒造の東海林です。
3月の東日本大震災では東北地方をはじめ北関東エリアまで
甚大な被害を受けました。
福島県は東京電力福島第一原発の事故もあり、復興も進まず
未だに震災当日のままのエリアもあります。

もうすぐ本格的に米の収穫が始まり、
酒造りも始まろうとしていますが、
よくお客様から「福島の酒米は大丈夫なの?」と聞かれます。
ここで福島県産の酒米についてお知らせしたいと思います。
農林水産省が8月3日に発表しました「米の放射性物質調査」
では収穫前の予備調査、収穫後の本調査を行い、
暫定規制値を超えた場合は市町村単位で出荷制限を実施する
という農業関係者には厳しい通達を発表しました。
http://www.maff.go.jp/j/soushoku/kaigi_siryo/110803.html
福島県の場合は田植え前に全県で土壌調査を行い放射能で
汚染されているエリアでの作付は行いませんでした。
http://www.pref.fukushima.jp/keieishien/kenkyuukaihatu/gijyutsufukyuu/05gensiryoku/230406data.pdf
http://www.pref.fukushima.jp/keieishien/kenkyuukaihatu/gijyutsufukyuu/05gensiryoku/230412data.pdf
福島県は三つのエリアに分かれていて、
津波や原発の被害があった浜通り、
新幹線や高速道路が通っている中通り、
西部にあり昔の会津藩の会津地方があります。
会津地方に日本吟醸酒協会加盟蔵の末廣酒造、開当男山酒造、夢心酒造があります。
各エリアは広く会津地方だけで千葉県よりも広いのです。
単純に福島県は千葉県が3つ入る広さだと思ってください。
県内産酒米のほとんどは会津地方で収穫されます。
原発から100km以上離れていて田んぼを細かく、
地表10cm、1m、稲の近辺の線量計で測ってみても
0.13〜0.19μSV/h(喜多方市・8/12測定)です。
もうすぐ稲刈りが始まる会津坂下町の早場米「瑞穂黄金」の
放射性物質はNDでした。
このように酒米は、行政指導での二重チェックと会津地方という
エリアを考えれば、福島県産の酒米は安全だと考えられます。
夢心酒造も福島県の経済復興のために積極的に福島県産米での酒造りを目指して行きます。
これからも福島の酒の応援をよろしくお願いいたします。
at 09:27, kitakatayume, -










