CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< March 2010 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
「和醸良酒」の額について
皆さんこんにちは。
石川県の清酒手取川醸造元 吉田酒造店の吉田隆一です。
今回はうちの蔵の壁に掛けてある一枚の額についてご紹介します。
実は杜氏山本輝幸が書いた書なのです。この「和醸良酒」の書にまつわる話をご紹介させて頂きます。
山本杜氏作「和醸良酒」です。原画です。
山本杜氏さんが最も大切にする事、それは「蔵の和」です。
蔵人の方は半年の酒造り期間、一つ屋根の下での共同生活となります。蔵人14人全員が力を併せないことには、決してお客様に「美味しい」と喜んでもらえるお酒は出来ないのです。まずは藏の和なんです
山本杜氏さんはそう、考えてます。
今から10年前、前杜氏の病気による退社で、急遽、山本は杜氏になりました。
杜氏経験のない山本では、まともな酒は造れないだろうと、巷の人にうわさされました。
この不安感が逆に、全社員の心を一つにするきっかけとなりました。
酒造りが始まるなり、山本杜氏は、当時会社に在籍していた能書家の竹本米雄氏に「和醸良酒」と書いてもらいました。それを藏に張り出し、蔵人全員に協力を求めたのです。

この年、結果的には最高の酒が造られました。金沢国税局主催自醸酒品評会県最高賞、全国新酒鑑評会でも金賞を受賞しています。
山本杜氏はその年2回涙を流しました。第1本目の酒が出来た後の新酒祝と、金沢局で優等賞受賞と連絡があった時との2回です。今もあの時の感激を胸に酒を造っているとのことでした。
満足そうな山本杜氏です。
山本杜氏は、いつか自らの筆で「和醸良酒」と書き、それを藏に貼り出したいと考えていました。その為に、この10年間、密かに書道の修練を積んできたのでした。そして、昨年12月はれて蔵内に掲げる事が出来たのです!
おめでとう!山本杜氏さん(^_^)

さてこの話には後日談があります
表具された「和醸良酒」です
私は、今年に入ってから、山本杜氏の書完成を称え、近所の小松屋さんで表具して貰いました。見栄えは抜群に良くなり、蔵においてもとても映えるようになりました。
そして、2月仏画家和田克己氏が蔵に来られました。そして、山本輝幸の署名に落款が押してない事をとても残念がられました。
落款付きです
ご満悦の山本杜氏です。
東京に戻られ数日後、「山本輝幸」と彫られた落款をお送り頂きました。
山本杜氏も大感激の面持ちです。
さてこの書完成の為、多くの方の力添えを頂きました。能書家の竹本米雄氏、表具士の小松屋さん、仏画家和田克己氏そして私の協力あって初めての完成品なんです。まさに和醸良酒ですね(^_^)/~


| 蔵元からのメッセージ | 17:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
初詣!
みなさんこんにちは。
李白酒造の田中です。
1月ももう残り一週間をきりました。
新年が始まったとはいえ、やはり仕込みで忙しいこの時期、酒屋の区切りは仕込が終わらないと訪れない・・・といった感じです。

そんな中、元旦に初詣に行きました。

「 松尾神社(別名:佐香神社) 」 です。
松尾神社は李白酒造のある松江市から約16km。お隣の出雲市(旧平田市)にある、酒の神様の神社です。



全国的には京都の「松尾大社」が有名ですが、コチラも室町時代から続いているとされる由緒正しい神社です。毎年10月13日の濁酒祭(どぶろくまつり)が有名!

元旦は雪でしたが、もちろん?歩いて行きました。

李白から松尾神社までは宍道(しんじ)湖沿いを歩きます。湖沿いの道はすごい風。
顔にぶつかる雪が冷たいというより痛い・・・。 下は雪道で足元が悪い・・・。雪道は思いのほか歩きにくく出発からは途中昼食などはさみつつ4時間ほどでやっと到着。

今年の無事な酒造りと日本酒業界の発展をお祈りしてきました。



帰りも歩く予定でしたが雪道の歩きにくさに負けて、帰り道は今年の5月公開の映画レールウェイズhttp://railways-movie.jp/のモデルにもなっている一畑電鉄に乗って帰りました。

実はこの「徒歩初詣」は今年が第一回・・・今年一年がいい年になったら毎年の行事に決定です!

さて、このブログを書いている現在、李白では大吟醸の仕込みの真最中!
このお酒を「吟醸酒を楽しむ会」で皆様に味わっていただく日が今から楽しみです!
 


| - | 14:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
酒蔵ツーリズム IN白州
皆さんこんにちは。
山梨銘醸蝓ー係の北原です。
いよいよ日本酒の造りも本格的に始まり、弊社の精米機は24時間体制で稼動しております。
さてここ山梨は皆さんもご存知の通り、ワインのメッカとして知られております。そんな勝沼のワイナリーが取り組んでいるのが、生産現場や畑を見てもらうワインツーリズム。勝沼町に数十軒のワイナリーがあるので歩いてでも行けるのが魅力的です。カリフォルニアのナパバレーのようですね。

私たちの地元はというと、北杜市白州町という場所になるのですが、日本全国のミネラルウォーター産出ナンバーワンの地域で、シェエアは30%を越えております。皆さんに広く知られている銘柄には「南アルプスの天然水S社」「森の水だよりC社」などがあります。そのため古くよりここ白州町は「水」にまつわる産業が非常に発展しており、多くの観光客が遊びに来られる地域でもあります。

今回は是非、一般の皆様に弊蔵へ足を運んでいただきたく思い、簡単に弊社の歴史に触れたいと思います。
1750年、時は江戸中期。チョンマゲ姿に着物と下駄を掃いていた時代。高遠にございます北原家の本家34代目「北原伊兵衛」が江戸へ上京中、ここ甲州台ヶ原宿に泊まり、当地の水の清冽さに非常に感銘を受けたのが、分家を出すきっかけとなったようです。その後、酒株を譲り受けたようでそれから酒造りの歴史が始まりました。
明治13年には明治天皇が弊家にご一泊され大変名誉な歴史を刻めた一方、北原家は今まで住んでいた場所に住む事を戦後まで許されるず、日陰のこじんまりとした場所に別邸を設けて密かに住まざるを得なくなったという数奇な運命をたどっております。
戦中は国策事業として一定量を造りつづけ、その甲斐あって安定した経営を行っておりましたが、戦後の進駐軍による農地解放により、それまで北原家が所有していました弊社周辺の土地は全て開放されてしまいました。

長いこと商売をやっていると、良いこと、悪いこと、好景気、不景気を繰り返しているのが良く分かります。私が会社に入ってからは一度も好景気の時期を迎えておりませんが、あとは良くなるだけと自分に言い聞かせて、日本酒の啓蒙活動に尽力しております。(笑)

寒さもようやく厳しくなり、いよいよ積雪も観測されそうです。寒い冬を味わいに、また白州町の自然環境を堪能しにいらっしゃいませんか?
皆様とお会いできる日を楽しみにしております。



山梨銘醸
取締役 北原対馬

| - | 18:38 | comments(1) | trackbacks(0) |
吟醸Bar 2009
愛知県・蓬莱泉蔵元 関谷です。

現在、台風18号が接近中です。
中心気圧940hPa、瞬間最大風力60km/sと
非常に強い勢力を保ったまま、本州に接近中です。

さすがに五百万石や美山錦といった早稲の品種は
刈り取りが終わったものの
(愛知県の酒米・夢山水も終わっています)
山田錦に代表される晩稲の品種は刈り取りを目前にしての
台風で非常に心配な状況です。


それは、さておき今年も吟醸Barを行います。
続きを読む >>
| 蔵元からのメッセージ | 09:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界で評価される吟醸酒
皆さんこんにちは。
岩手県の南部美人五代目蔵元の久慈浩介です。
今回のブログは私の登板ということでアップさせていただきます。
日本でも吟醸酒は今や美味しいお酒の代名詞として広がっていますが、世界に目を向けてみるとどうでしょうか。

南部美人では現在18カ国への輸出をしております。
純米酒をはじめ、純米大吟醸まで様々なお酒を輸出しておりますが、そのベースとなるのが純米吟醸酒です。
アメリカ、イギリスはもちろん、遠い国ではブラジルや、アラブ首長国連邦のドバイにまで吟醸酒が輸出されています。

これらの吟醸酒は、高級和食レストランで日本食と一緒に飲まれており、アメリカやイギリスではこれらの吟醸酒を飲んでいるのは現地のアメリカ人やイギリス人が多く、特にアメリカでは「GINJO」という言葉はすでに日本のおいしいお酒の代名詞として広がっています。
NYでは、ワインのソムリエが日本酒を勉強し、フレンチレストランでも「GINJO」はワインリストに掲載されております。

さらに、アメリカでは日本酒を専門に販売する酒販店まで出てきました。サンフランシスコの「TRUE SAKE」、NYの「SAKAYA」など、その品揃えのメインは吟醸酒や純米吟醸、大吟醸、純米大吟醸といった高級なお酒を取りそろえています。これらのアメリカの日本酒専門店に来るお客さんはほとんどがアメリカ人で、家に持ち帰って家庭で飲む方々です。今まではレストランでの消費がメインだったアメリカで、徐々に家庭に吟醸酒が浸透しはじめてきていることに喜びを感じます。

NYのSAKAYA サンフランシスコのTURUE SAKE


世界では確実に吟醸酒が「GINJO」として広まっており、外国人たちが当たり前に「SUSHI」と言うように、「GINJO」という日が近いと感じています。
日本でもさらなる吟醸酒の普及をし、海外からくるお客さんに日本人が胸を張って吟醸酒を進められる時代にしていきたいと思います。
吟醸酒が世界をつなぎます。
| - | 08:15 | comments(1) | trackbacks(0) |
| 1/2PAGES | >>