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蛍の里より

天山酒造株式会社 常務取締役 七田謙介

みなさん、こんにちは。
九州は佐賀県の天山酒造の七田です。
仲野理事長→大井副理事長の次ということですが…
東北が続いたので地域バランスを考慮して九州へいっとくかと
いうことだと思います。

私が実家の酒蔵に戻ってきたのは12年前(時の経つのは早いですね…)で、
当時関東の百貨店さんで試飲販売などをやっていますと、お客様から必ずと
いっていいほど「へぇ〜、九州に日本酒造っている蔵があるのねぇ〜」
とか「そんな九州みたいな南国で美味しい日本酒造れるの?」とか
よく言われました。(もちろん、今でもよく言われますが…)

やはり九州というくくりで考えますと九州は焼酎の文化圏ですから、
佐賀もその一部なので日本酒を造っている酒蔵というだけで珍しく
思われるようです。ただ、九州で造られている日本酒が、吟醸酒が
美味しくないみたいな偏見があるのは残念な限りです。
一昔前に全国で流行った吟醸酵母である9号酵母は九州の熊本の香露さん
の酵母ですし、いまでも九州の蔵元さんは愛用しています(笑)

九州や佐賀県の日本酒は味わいのしっかりとしたタイプが多いです。
それは郷土の料理と大きく関係していると思います。
こっちの醤油は関東のそれと比べてかなり濃厚で甘口です。
しっかりとした味付けの九州の郷土料理と相性の良い日本酒や吟醸酒は
酸と米の旨みのバランスがとれたものが多いですね。
今度の吟醸酒を味わう会は是非、九州のブースから遊びに来てください!!

さて、6月というと天山酒造の酒蔵がある佐賀の小城は蛍のシーズンです。
前半で終わりましたが、今年も多くの源氏ボタルの幻想的な光の舞に
心を癒されました。この時期はふだん夜間は静かな酒蔵ですが、多くの
蛍見物客や若いカップルでにぎわいます。
そして私は夜の街で蛍となって流離っていますので、姿を見かけたら
声をかけてください。
酒蔵の前を流れる祇園川に舞う源氏蛍
酒蔵の前を流れる祇園川に舞う源氏蛍

at 15:18, tenzan, 蔵元からのメッセージ

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